Alteryx Serverに保存したワークフローの公開 – Alteryx Serverアドベントカレンダー2022

Alteryx Serverアドベントカレンダー9日目

アドベントカレンダー2022

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#Alteryx Server

スズ

2022.12.09

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こんにちは、スズです。

本記事はAlteryx Serverアドベントカレンダーの9日目の記事です。

8日目はコレクションを使ったワークフローの共有についてご紹介しました。Alteryx Serverには、ワークフローの共有のほかに公開という機能もあります。9日目はワークフローを公開する方法と、公開した場合の挙動についてご紹介します。

利用環境

本記事の執筆に使用しているAlteryx Serverの環境は以下の通りです。

Windows Server 2022 (Amazon EC2)
Alteryx Server 2022.1
- 認証タイプ：Built-in

ワークフローを公開する

ワークフローを公開する場合の手順をご紹介します。Alteryx Serverにサインインして[マイワークスペース]から公開するワークフローを選択します。

画面右上の[パブリックワークフロー]を有効にします。

以下のメッセージが表示されます。

公開アセットには、サインインしていないユーザーを含むギャラリーへのリンクがあるユーザーがアクセスできます。このワークフローを公開しますか？

公開する場合は[公開]をクリックします。

公開されたワークフローは、[マイワークスペース] > [パブリック]に表示されるようになります。Alteryx Serverにサインインしていない場合は、Alteryx Serverにアクセスすると[マイワークスペース] > [パブリック]が表示されます。

公開されたワークフローの扱い

Alteryx Serverにサインインしている場合

公開されたワークフローは、Alteryx Serverにサインインすることで利用できるようになります。試しに、ロールがViewerのアカウントでAlteryx Serverにサインインしてみます。[マイワークスペース] > [パブリック]にてワークフローをクリックします。

画面右上の[ダウンロード]をクリックすると、ワークフローをダウンロードできます。こちらの例にあるワークフローはマクロであるためダウンロードが可能となっていますが、分析アプリの場合は実行することもできます。

Alteryx Serverにサインインしていない場合

公開したワークフローは、Alteryx Serverにサインインしていない状態であってもアクセスすることができます。Alteryx Serverの設定によってはダウンロードや実行も可能となります。サインインしていないユーザーによるワークフローの利用については、Alteryx Serverの管理インターフェースの[Configuration]にある[Unregistered Users Can Run Public Workflows on the Homepage]の有効/無効によって異なります。

実際の画面にて設定による違いをご紹介します。Alteryx Serverにアクセスし、サインインしていない状態で[マイワークスペース] > [パブリック]を表示し、ワークフローをクリックします。

[Unregistered Users Can Run Public Workflows on the Homepage]が無効になっている場合は、ワークフローのダウンロードなどは行えません。こちらの例にあるワークフローの場合は画面右上に[ダウンロード]ボタンが表示されていません。

[Unregistered Users Can Run Public Workflows on the Homepage]が有効になっている場合、ワークフローのダウンロードなどが行えます。こちらの例にあるワークフローの場合は画面右上に[ダウンロード]のボタンが表示され、クリックするとワークフローをダウンロードできます。